Stereo 2013年1月号のUSB-DAC内蔵ヘッドホンアンプを試す

Amazonで予約していた、Stereo誌の2013年1月号が届いた。

お目当ては付録のUSB-DAC内蔵ヘッドホンアンプだ。

USB接続で出力はRCA端子とヘッドホン(ミニステレオ)端子、ヘッドホンの音量調節ボリウム付き。
オペアンプのチップがソケットで実装されていて、他のチップに交換して楽しむことができる。
自作オーディオの片鱗を味わえるということらしい。

16bit/48KHzでスペックは平凡だが、ラックスマンが監修し、ラックスマンのロゴ入りUSBケーブルも付くので、雑誌と合わせて2,800円は割と良心的な価格かも。

というわけでこれまで使っていた玄人指向のUSBオーディオと交換してみた。

なにせ交換前のブツは7年以上前に2,000円以下で買った製品だから、これより劣るわけもないのだが、まあ聴いて「スゴい!音場の透明感が全く違う!」などと騒ぎ立てるほどでもない。

とはいえ、この付録はWASAPIでもASIO4ALLでもちゃんと対応するし、デバイス名もLUXMANと出てくるので、動作はちゃんとしている。

もちろん音質も問題無く、値段なりのDACとしては優秀だと思う。

自分自身、USB DAC単体に関しては、比較対象は手持ちのものではTASCAM US-200くらいしか無いので、あまり評価のハードルは高くない。
以前DigiFiのオマケのデジタルアンプを試したときは、SANSUI AU-α607XRと比較してしまったのでちょっとキビシイところもあったが…。

ヘッドホン出力については、音が出ることを確認した程度だが、まあこんなものだろう。

自作オーディオとして見るならば、秋月電子のキットとか、他にも選択肢は無くもない。

USBオーディオDAコンバーターキット REV.C: 組み立てキット 秋月電子通商 電子部品 ネット通販

一方、単に安いUSBオーディオということであれば、CreativeのSoundBlaster Play!だが、それでも2,000円程度はする。

と考えてみると、この値段でRCAとヘッドホンアンプとボリウムが付いて、改造する楽しみもあるので、コストパフォーマンスとしては悪く無いと思う。

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