最近出たTEACの新製品、AI-501DAは幅290mm、奥行き264mmとやや大型。
USB、Toslink、同軸の入力を持つ。
こういうのがミニサイズの製品は意外と少ない。
やはり幅430mmの標準サイズがオーディオ機器のメインストリームなのだろう。
しかし、いわゆる有名メーカーではなく、中小のメーカーを探してみれば、小型の製品を多く作っているメーカーもある。
海外製品ではNuForceが良く知られている。
横置きのDDA-100、縦置きのdia、ICON2あたりがPCオーディオには向いていそうだ。
DDA-100は幅216mm奥行き265mm。
USB、同軸、Toslinkの入力を持ち、スペックは十分だ。
diaは高さ150mm奥行き125mmと非常に小さい。
ただしUSB入力は無く、同軸かToslinkになる。
ICON2はRCAとUSB入力があり、S/PDIFは使えない。
国内では、ラステームが割と知られている。
ここはオーディオ専業ではなく、ややニッチな電子機器を色々やっているメーカーだ。
ラステーム製品はルックスはオーディオ製品ぽいが、サイズは小さい。
RDA-520は幅、奥行き共に210mm、厚さ44mm。
DDA-100よりちょっと奥行きが短い程度で、ほぼ同じサイズ。
入力はUSB、同軸、Toslink、
この、ハーフラックサイズ相当が、小型アンプの一つのスタンダードのようだ。
RDA-520は旧製品で、後継機はHDA-524になるようだ。
こちらはライン入力があり、有機ELディスプレイとリモコン操作が付いた。
さらに小さいサイズでは、TRU22Eがある。
こちらは幅123mm、奥行き127mm、厚さ48mmと、CDケースサイズだ。
入力はUSBとToslink。
以上に挙げたものは、どれもDAC内蔵型だ。
PCとのインタフェースはUSBかS/PDIFで、D/A変換はアンプ側で行う。
DACを内蔵しないタイプのアンプもあって、その場合は別途DACを外付けし、アナログ出力をアンプに接続することになる。
入力がデジタルのみのアンプの場合は、DACを変更できないが、アナログ入力のアンプはDACを交換することができるメリットがある。
ややこしいのだが、デジタルアンプだからデジタル入力というわけではない。
アナログ入力のみの小型デジタルアンプもいろいろある。
先に挙げたものと同じメーカーの製品では、NuForceのIconAmp、ラステームのRDA-212やRDA-2022などはアナログ入力のみだ。
普通の人は知らないけどオーディオに興味がある人は大体知っている、というのがNuForceとラステームだが、もっとマイナーなメーカーはまだまだいろいろあるので、もうちょっと続きを書く予定。
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