
新年最初の買い物はこれ。
スコッシュという米国のメーカーの「REALM OE」というヘッドホンだ。
ここ何年かイヤホンがメインだったが、先日購入したゼンハイザーのオープンエアのヘッドホンが思った以上に快適でだったので、このところにわかにヘッドホンに関心が向いている。
そこへ、アマゾンのタイムセールでこのヘッドホンが10,000円で売られているのを発見。
ネット上ではあまりレビューがないが、日米の数少ない評価を読む限りでは概ね好評なようなので、思い切って買ってみた。

パッケージはこんな箱。
開けるとハードケースとポーチが入っており、ヘッドホンと付属品はあらかじめケースに収められている。
本体に接続するケーブルは交換可能になっている。
どれくらい効果があるのかは分からないが、ケーブルを交換することで音の傾向を多少変えることもできるかもしれない。
ハードケースに納められているのは、iPhone用のアダプタ、通常のケーブル、PCのヘッドセットとして使うアダプタ、カラビナなど。

このヘッドホンは密閉型で、側圧は強いというほどではないが、スペースはそれほど広くないので、耳の大きな人はもしかしたら窮屈に感じるかもしれない。
例えるなら、水泳やスキーのゴーグルのような感じだ。
夏場は屋外で使ったらかなり暑そうだ。
素材は柔らかな皮革で感触は良好だ。
とりあえずiPad miniにつないで試聴。
ちなみにiPad miniは第4世代iPod touchよりも音が良いと思う。
電源の性能なのか、DACやアンプが違うのか分からないが、音の起伏がくっきりとしているように感じる。
話が逸れたが、このヘッドホンの聴いた印象としては、フラット&デジタル。
各所のレビューのとおり、帯域はかなりフラットなようだ。
PCに繋いでWaveGeneでいろんな周波数の音を出してみたが、どの周波数でも聴感上ほぼ同じ音量で出ているように感じた。
低音も40HZ以下の低い方まで出ているが、タイトであり、量で押してくる感じはない。
そして、デジタルな音質。
やや堅く、クリアな音だ。見通しがよいというのだろうか。
以前から所有しているaudio technicaのヘッドホンの、量感豊かに鳴らしている感じとは異なる。
低域の量感を求めないのであれば、エレクトロニカ系との相性はかなり良い。
ボーカルは帯域バランスの良さが効いていて、明確で伸びがあり、心地よい。
分解能が高く柔らかさや迫力は少ない感じなので、オーケストラ向きではないかもしれない。
自分としては、好きなタイプの音なので満足だ。
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