300円のスピーカーインシュレータ(PIEGA TS-3用)

PIEGA TS-3には、透明なゴム足が付属していた。

写真のようなもので、裏に糊がついていて、自分で貼り付けろということらしい。
TS3は専用のスタンドも発売されていたから、スタンドに載せる際にこのゴム足をつけるのだろうか。

これがインシュレータだとすると、「こんなのでいいの?!」と思うような、高額スピーカーにはあまり似つかわしくないアクセサリーだ。

まあ、PIEGAというメーカーは測定を厳密にやるらしいので、ゴム足の影響もちゃんと計測はしているのだろう。
あるいは、あってもなくても影響はないのかも。

私も経験上、スピーカースタンドはスピーカーと一緒に鳴らないように、振動しにくいしっかりしたものが良いと思うが、逆にスピーカースタンドがしっかりしていれば、インシュレータで振動をカットする効果はあまりないと思っている。
もちろん、天板の薄い机などにスピーカーを直置きする場合は、スピーカーの下に何か振動を吸収するものを挟むほうが良い。

今回はスピーカースタンドに重量のある御影石を使っているので、インシュレータは必要ないだろう。
また、PIEGA TS3自体、鳴らしながら筐体に触ってみても、筐体自体の振動はかなり少なく押さえられているように思う。

ただ、御影石のスピーカースタンドは滑るので、うっかりスピーカーを押してしまって位置がずれたり、最悪、端から落っこちたりしてしまう可能性を考えると、ゴム足があったほうが良さそうだ。

とりあえず「純正ゴム足」は保管しておくことにして、似たようなゴム足を買ってきてインシュレータ(兼滑り止め)代わりに使ってみることにした。

購入してきたのは、住友3Mの「粘着剤付クッション・ゴム」、14個入りで300円強だった。
型番はCC-05。

右上が純正品、右下が購入してきたもの。
ほぼ同じものではないかと思う。

これをTS3の底に4つずつ貼り付け、御影石スピーカースタンドに置くと、つるつるの御影石の表面にクッションゴムが吸い付いて、結構いい感じに固定された。

音への影響は、
「ビックリです。音量を上げても低音が締まり、重心が下がってきました」
なんてことはなくて(笑)、全く影響は無いように思われる。

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