PCオーディオ環境が完成

11月下旬から取り組んできたPCオーディオ環境の構築が、ようやく一段落した。

今まで個別に書いてきたが、システム構成はこんな感じ。

・スピーカー PIEGA TS3
 ・スピーカースタンド オーディオムカイ GU33
 ・インシュレータ 住友3M Scotch CC-05
 ・ケーブル INAKUSTIK (インアクースティック) PRM-4S

・ヘッドホン Scosche REALM OE RH1056md

・アンプ WestRiver WRP-α9/A
 ・インシュレータ 山本音響工芸 QB-2
 ・ケーブル 自作ステレオミニ-RCAケーブル

・DAC AudioQuest Dragonfly
 ・USBケーブル 普通のUSBケーブル

・PC 自作PC(Core i5-2500K + P8Z68V-GEN3) + Windows7
 ・再生ソフト JRiver Media Center
 ・一般音声用スピーカー ロジクール Z120BW

これまでにここで紹介していないものもいくつかある。

まずスピーカーケーブルだが、私は基本的にスピーカーケーブルで音質が変わるというのを実感したことが無い。
なので、多分に飾りという意味合いが強い。

PRM-4Sはシルバーの導体に透明の被覆で、TS3に似合うのではないかと思って選んだ。
結構太いし見た目も悪くない割には、1mあたり1,000円とそれほど高価でもない。
デスクトップで使うだけなので、2m購入した。

アンプのインシュレータについても、実はインシュレータの効用を全く信じていない。
スピーカーのインシュレータも効果が限定的だと思うと書いたが、小出力アンプにはインシュレータなど、全く必要ないと思う。
電源部などから振動が発生するような、作りが悪いアンプであれば別だが、そうでなければお金の無駄だろう。

では私が使っているインシュレータは何かというと、実は単に上げ底するための足として使っている。


上の写真のように、ディスプレイの脚の上にアンプを置くために、3箇所にブロックを置き、それでアンプ本体を支えているのである。
山本音響工芸の製品を使ったのはたまたま手頃な大きさのものが目に入り、価格も1個200円未満と安かったためだ。

この構成で、一応それなりに良い音で音楽を聴けるようになった。

特に、小音量でも迫力があり、かつ音量を上げてもうるさく感じない環境になったのは嬉しい。

深夜などはボリウム位置を9時ぐらいにしているが、それでも音楽自体のバランスは崩れない。
逆に、クラシックなどダイナミックレンジが大きい曲の場合は、2時、3時という位置にすることもあるが、これまたバランスは崩れることなく、迫力のある音が楽しめる。

WRP-α9/Aの2W+2Wという出力は、不足するということはなく、デスクトップではちょうど良い出力のようだ。
(TS3の場合は4オームなので、実際にはその倍ほどになる。また、TS3の効率は87dBだ。)

なお、スピーカーは若干内振りに設置している。
高音の指向性が強いので、こうしないと帯域のバランスが悪くなるようだ。

若干課題があるとすれば、デスクトップオーディオの宿命だが、スピーカーと聴取位置が近すぎるところだろう。

現在のスピーカー間の間隔は70cm程度。
スピーカー位置をディスプレイぎりぎりまで近づけているが、それでも聴取位置との関係は正三角形になる。

理想的には、スピーカー間距離の1.5倍くらいの距離を取って聴きたいところだが、そうするとディスプレイから1m程度離れなければならない。
キーボードから手を離して、チェアにもたれて聴くことになる。

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