以前にも紹介したことがあるが、「朗読」をテーマにした興味深い作品。
連載が週刊誌に移籍したため、刊行ペースが上がって今回で第7巻。
作者によると、刊行ペースが上がったので、逆に長い話も短期間に刊行することができるため、読者がついてきやすいのではないか…ということで、6巻~8巻で一部構成するような予定らしい。
この作品は、主人公ハナとマリコの成長物語が、朗読する文学作品の中の物語と接点を持ちながら語られる。
文学作品自体が良いものだからこそ可能なことだが、作者の構成力も素晴らしい。
というわけで相変わらずお薦めの作品だ。
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