USB-DACをUSBハブで使うのは要注意 の続き

先日書いた、DACの出力音声がUSBハブの電源ライン経由でアクティブスピーカーに乗るという話の続き。
コメント欄で、USBハブにも問題がありそうという意見を頂いたので、手持ちのUSBハブで追試をしてみた。

上の写真が対象のUSBハブ達。

前回の記事で使っていたのは、一番上のGreenHouse製バスパワー型4ポートハブ。
今回テストしたのはいずれもバッファロー製で、

・BSHW4U02(写真中央、4ポートバスパワー)
・BSH4A01(写真下、4ポートセルフパワー/バスパワー)
・BSH7U02(写真右、7ポートセルフパワー/バスパワー)

の3つ。
いずれも店頭でよく見かける製品だ。

で、結論だけ書くと、BSHW4U02とBSH7U02は前回同様に電源ラインにノイズが載っていたのだが、BSH4A01はかなりノイズレベルが低かった。

また、BSH4A01はACアダプタを接続するとセルフパワーにもできるので、セルフパワーにしたところ、さらにノイズレベルが下がった。
しかし皆無というわけにはいかず、微かに聞き取れる程度のノイズが残った。

BSH7U02もセルフパワーにできるUSBハブなのだが、ACアダプタが別売りで未入手なので、テストはしていない。

同じバスパワー動作のハブでも、BSH4A01だけがかなり優秀だったのは意外だった。
この製品は、テレビに録画用HDDを接続する際にも使える、という売り込みをしているので、電源回路周辺に何らかの強化がなされているのかもしれない。

とはいえ、BSH4A01をセルフパワーで使ってもノイズが完全には消せない、という状況なので、やはりアクティブスピーカー用電源とUSB-DACを同居させるのは避けたほうが良いだろう。

私は、結局USB-DACはPC本体のUSBポートを一個専有する状態に戻した。

アクティブスピーカーのUSB電源は、以前と同じGreenHouseのハブから取っている。
このハブには他にキーボード、トラックボール、Webカメラを接続しているので、電力的には足りてない感じもするが、今のところ特に問題も生じていない。

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