中古のNord Rack2を買ったのは8年前のことだが、まだ手元に置いている。
使うことはほとんど無くなり、飾りと化しているが、やはり「憧れの機材」だったので持っておきたいのだ。
Nord Lead2/Nord Rack2は、音色が99しか保存できず、やや少ない。
なので、外付けのメモリーカードが利用可能だ。
私は持っていなかったので、SysExで音色をPCに書き出して保存するようにしていた。
これがちょっと不便だったのだが、オークションでメモリーカードが出品されていたのを見つけ、つい落札してしまった。
送料込み7800円。ちょっと高価ではあるが、PCMCIAのSRAMカードなど、もう作られていないので仕方ない。
カードを装着すると、下の写真のようにプログラムが1.01から3.99まで、3×99音色が追加で選択可能になる。
カードにはあらかじめ音色データも入っており、その内容の違いで4種類のカードが流通していたようだ。
私の購入したものはNR:1という型番だが、NR:2、NR:3、NR:4もあるらしい。
ただしROMではなくRAMなので、他のカードのデータを上書きすればその音色が使えるようになる。
音色データは下記のサイト等でダウンロードできる。
Tone Program
久しぶりにNord Rack2の音を聴いてみたが、やはりいい音だ。
本当のアナログシンセよりも「濃い」音がするのはなぜなのだろう。
Nord Lead初代、2、2x、3、4、A1のどれが良いのか、みたいな話は未だに熱く議論されている。
Nord vs Nord - MOD WIGGLER
Nordの音は、アナログとかVAとかいうカテゴリじゃなく「Nordの音」なんだよなあ。
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