株価は戻ってきて、8月の頭に値下がりして大騒ぎしていたことなど、もう皆、忘れてしまったかのようだ。
まあ、騒いでいたのはマスコミと、新NISA始めたばかりの人だけだったと思うけど。
結果的に、大して大きな下げでもなく、すぐ戻っちゃった。もちろん、このあと大統領選の結果次第で、為替も含め動きはあるかもしれない。
ともあれこの3か月で確定拠出年金とは別口で投資信託をちょっと仕込んだので、上がればそれでいいし、下がるならもっと仕込むっていうだけだ。
本当のことを言うと、下げたら買おうとか上げたら様子見とかいうこと自体、意味は無くて、資金があるならすぐ一括で買った方が良い、というのが真理であるらしい。
実は自分もこれは分かっていて、資金があるのに一括でなく分散で買うのは、「買った直後に大幅に下落したら心理的に嫌だから」というだけで、たとえば5年後から振り返って損得だけ冷静に考えたら、実は余裕資金分を全額一括で買った方が良かった。
なぜなら相場は予測不可能、という前提に立つなら
・一括で買った場合
・同じだけの金額分を分散で買った場合
で、一括で買った際の価格と分散で買った「平均購入価格」とを比べたら、どちらが高いか? これは五分五分でしかない。
それなら、一括で買った場合は「より長期間保有した」分だけ有利になる。単純な話。
その有利さと、「分散した期間の平均の価格で買える」心理的なメリットおよびわずかなリスク低減を比較して、どっちを取るか、ということになる。
他人の金なら、前者だろう。
自分の金なら、後者になるのも分からないではないが、引き換えに購入が遅れることによる機会損失もある。
機会損失は、半年くらいなら大したことは無い、という話も見たことがあるので、自分は大きな余裕資金の時間分散は半年以内としている。
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