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moog DFAM 一番シンプルなパッチ「Big Bottom Bass」


DFAMに付属するプリセットは5つで、箱を開けて一番先頭に入っているのがこの「Big Bottom Bass」パッチだ。

音はこんな感じ。周波数が低いので、低音が出ないスピーカーを使っていると、ベースというよりキックに聞こえると思う。

シンプルなパッチで、ほとんど説明することも無いのだが、残りのパッチはすべてこれまでの記事で説明したので、このパッチも解説しておこう。

使われていないパーツを消すと、このパッチの構成は下図のようになっている。パッチベイでの結線は無い。

VCO1だけが使われていて、VCFとVCAを通過している。

シーケンサーは、ベロシティの信号だけが使われている。従ってVCO1のピッチはシーケンサーではなくVCO1 Frequencyの設定で決まる。

EGのディケイは短めで、VCO1のEG Amountがプラスだから、トリガされると「ピュン」という非常に短いアタック成分が入る。まあこれはシンセでパーカッションを作るときの、基本中の基本の手法だ。

シーケンスの8ステップのうち、1番目と4番目と7番目のベロシティが最大、残りはゼロ。リズムとしては「♪xx♪xx♪x」となる。

このパッチはシンプルなので、これだけ。
だけど、鳴らすと「おおっ、アナログっぽい音!」と感じる音ではある。

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