2023年の買ってよかったもの

恒例の、今年の買ってよかったものランキング。
昨年の買ってよかったものはコチラ

●第5位:住居のインフラ(ガス湯沸かし器食洗機

一番お金がかかったし、そもそも欲しくて買うものではない。
けど結果的にQOLは向上したから、5位に入れておいた。
あと、プリンタとかWiFiルータもこのジャンルかな。
いずれも吟味して購入しており、購入後も特に不満は無い。

こういったものは地味だが、さすがに10年以上使ったものは動いていても交換を検討するのは悪くないな、と思った。
壊れてから交換だと、交換完了までの間は使用できなくなり、それは結構ダメージが大きいからだ。
わかっていても、「まだ使えるから・・・」となりがちだけど。自分も含めて。

●第4位:眼鏡

これはかなり個人的なチョイス。視力が落ちてきたら眼鏡を作ろう!だなんて、大半の人はそんなの当たり前、という話だろう。
個人的には昨年まで眼鏡を作った経験は無かったのだが、今年初めて金子眼鏡やJINSで作ってみた。

で、思っていたより良いものだなと思った。金子眼鏡はツアイスの中~遠距離用レンズ、JINSはニコンの近距離(PC作業用)レンズを入れていて、価格的には金子眼鏡がJINSの10倍。普段はJINSのほうを使うことが多いが、たまに金子眼鏡をかけると視界の広さクリアさに驚く。

今でも日常的にメガネが必要な状態ではないのだが、それでも自分の視力の状態にあった眼鏡を準備してある、というのは意外なほど安心感がある。
ファッション的な意味づけも多少はあるしね。まあファッション的な方面は、これはこれで凝りだしたらきりがないだろうけど。

●第3位:サンワ400-CAM103

挟角のWebカメラ。ノートPCオンリーの方には全く必要ないが、逆にデスクトップユーザでWeb会議でカメラを使うなら、このWebカメラは考慮に入れても良いのではと思う。

ノートやスマホはディスプレイが小さいので、Web会議において「ディスプレイ上で相手の顔が表示される位置」と「自分の顔を撮るカメラのレンズの位置」が近い。
そうすると、視線がずれる程度が少ないし、顔を撮影する角度も真正面に近くなる。

しかし、大型ディスプレイの場合だとこの逆のことが起こる。
結果、ディスプレイの相手の顔を見るとカメラ目線ではなくなってしまうし、自分の顔の撮影も、下からあおる角度・上から見下ろす角度・横からの角度、のいずれかになってしまう。

ディスプレイから離れて、望遠(挟角)レンズで撮ると、この問題が解決される。
だが、この目的に使えるほどの挟角のカメラはこのカメラのみ。
通常のWebカメラで望遠(拡大)が使える場合はそれで代用する方法もあるが、たとえばロジクールC920でカメラ設定の最大ズームにしても、400-CAM103には遠く及ぼない拡大率だし、解像度が下がってしまう欠点もある。
スクリーンはプロジェクタで遠くに映して、カメラは三脚で近距離に、というのも考えられるけど、実際にはやらないよね。

400-CAM103の画質は結構良いので、そういう意味でもこのカメラはなかなかのお薦めだ。

●第2位:KORG Drumlogue

ドラムマシンというのは、難しいと思っている。
これまで何台も購入しているのだが、あまりピンときたことが無い。
シンセサイザーは、機種の違いはあってもまあまあ似たような音が作れることが多いのだが、ドラムマシンはそれに比べると機種ごとのカラーの違いがとてもハッキリしている。
だから、「あの音が欲しい」というのがあれば、ドラムマシンよりもサンプラーのほうが便利だったりする。

Drumlogueはサンプルも使えるしアナログの4種のパーカッションも入っていて、エフェクトも付いていて、とポテンシャルは大きい。
「とりあえず何かドラムマシン」となったときに、サンプラーでなければDrumlogueはアリかなあと思う。
ファームウェアやユーザインタフェースは、ちょっとまだこなれていないところがあるが、アップデートに期待。

Drumlogueならでは、という音は、実はあまり無い。無いのだが、最近はそれも悪くないと思っている。
自分の機材で使用頻度が高いのはPrologue-8とDrumlogueの組み合わせで、音楽制作をするってほどじゃなくて、リズムトラックを流しながら鍵盤を弾いて楽しむ感じで使っている。この2つは、なんか癖が無くて飽きの来ない音なのだ。ご飯と味噌汁。そんな感じ。

●第1位:Roland AIRA Compact S-1

2位と迷ったのだが、1位は最近買ったローランドのガジェットシンセにした。
自分が最初に購入したシンセはRoland U20だったのだが、実は最近はRolandのシンセはずっと購入していない。
買おうかどうしようか迷ったことは何度もあったが、何だかRolandの製品は「整いすぎていて」「期待通りの音は出るがあまり面白くない」というイメージだった。

でも決して製品として悪いわけではない、優等生ではある。
このS-1も優等生的なベースはあるのだが、そこにちょっとヤンチャな機能が加わっていて、そこが面白い。それでも価格が高ければ考えてしまうが、S-1の価格は十分に安く、シンセサイザの入門者にもお勧めできる。

正直に言うと、これをランキング1位にしたのは、自分が気に入ったというより、「他人にお薦めできるか」という観点で考えたときに、一番お薦め度が高いのがこれだった、という理由による。

でもまあ、お薦めなんですよ。

●その他

そういえば、中古で買ったElectribe2とかもあった。しばらく動かしていたけれど、S-1を買ったらS-1ばっかりいじっている。これも初心者向けに悪くないが、結構重いのがネックかも。

実は、レビューが書けていないものもいろいろあったりする。

ついでだからここでまとめて書いてしまおう。

イナジーC6(60W GaN ACアダプタ)
デルタ電子のGaNタイプACアダプタ。GaNは窒化ガリウムで、これを使ったパワー半導体は効率が良く、ACアダプタを小型化できる。このアダプタは60Wで、ノートPCにも使用可能。
ノートPCの持ち運び用にUSB-Cの60Wでノイズが少ないACアダプタをいろいろ探していたら、デルタ電子の製品の評価が高かったので、これにしてみた。
おまけでUSB-Cケーブルももらえたし、使っていて特に不満は無い。

QCY T17(Bluetooth完全ワイヤレスイヤホン)
以前使っていた同型番の製品のホワイトバージョン。実は以前購入したものは片方を落としてしまったのだが、自分の耳へのフィット具合を気に入っていたので、同じものを買い直した。ホワイトにしたのはバッグの中で見つけやすいため。

二酸化炭素濃度モニタ
IODATAの製品。2300円くらいに値下がりしていたところをゲット。
これはシンプルな製品で、空気中のCO2濃度に応じてLEDの色が変わる。在宅勤務で狭い自室にこもることが増えたので、これでCO2濃度をチェックして、上がってきたら換気するようにしている。
USB接続でPC側でもモニタできるが、本体のLEDの色を見るだけでも十分だ。

・HydraSynth Explorer
11月の終わりのブラックフライデーのセールで購入したのだが、使いこなせてなくて、レビューが書けていない。これはいずれ別途。

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