松岡まどか、起業します AIスタートアップ戦記 [ 安野 貴博 ]

ジャンルとしては、ラノベかな? Kindleのポイントバックキャンペーンで購入してみた一冊。

新卒でリクルート会社「リクディード」に入社したばかりの松岡まどか。実は「AIオタク」である。

起業に関心を持ったことなど無かったが、トラブルに巻き込まれてやむを得ず退職、AIを使ったサービスで起業することに。さてさて・・・

ラノベなのだが、ストーリー上の要所要所で「AI」が重要な役割を果たす。そのAIだが、ほんの数年前までは夢物語で、人間と会話できるAIを登場させるなんていうのはご都合主義と思われても仕方なかった。が、昨今のChatGPTを始めとした技術の進展で、そんなAIの登場が結構現実味を増している。

本書に登場するAIも、最初の段階では「うーん、まあ技術的に可能性はないとは言えないかな?」というくらい、無理のない設定だ。さすがに後半になってくるとだいぶSFチックにはなってくるが・・・。

こういう小説で、若者がAIに夢を持って業界や研究開発に参入してくれるといいんではないかな。そんなワクワク感を持った一冊。

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