D5000購入に至る経緯のつづき。
ペンタックスK-xとニコンD90・D5000はどれも良いカメラだということは分かった。
あとは好みの問題だ。
ボディの好みと写真の好みがあるが、まずは写真そのものが優先。
というわけで、これらのカメラで撮影された写真をネットで見まくった。
その結果、わかってきたのは
「ニコンの写真… 好きかも」
ということだった。
銀塩カメラ時代、愛機はコンタックスG1だった。コンパクトカメラは京セラT-Proof。
これらはツァイスのレンズを使っており、色が濃厚で階調も素晴らしい写真が撮れる。
ニコンの写りは、発色もいいけれど、白黒でもいい写真だろうと思わせられる、
コントラストと階調表現の良さが感じられる。
ペンタックスは、ニコンよりも色彩が豊かで、全体的な印象はニコンに比べてソフト。
このどちらが好きか、というと完全に好みの問題だが、ニコンのほうが気に入ってしまった。
特に、ニコンの35mm f/1.8Gという単焦点レンズの描写がよい。
AF-S DX NIKKOR 35mm F1.8G – ニコン – レンズ – 写真共有サイト:photohito
Nikon AF-S DX NIKKOR 35mm F1.8G の写真:FLENS|レンズ × カメラ 写真検索サービス
明るい標準レンズということで、室内撮りがメインの自分の使用目的にもベストマッチ。
また、D5000のキットレンズである18-55mmもかなり良い。
AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6G VR – ニコン – レンズ – 写真共有サイト:photohito
一方、ペンタックスは、標準レンズに近い単焦点では35mm F2.8 macroがある。
smc PENTAX-DA 35mm F2.8 Macro Limited – ペンタックス – レンズ – 写真共有サイト:photohito
また、40mm F2.8 Limitedはパンケーキレンズの名の通り、すごく薄いが写りはいい。
smc PENTAX-DA 40mm F2.8 Limited – ペンタックス – レンズ – 写真共有サイト:photohito
ともあれ上のリンク先を比べてみると、ニコンとペンタックスのレンズの調子の違いというのが
感じられるのではないだろうか。
また、D90のキットレンズである18-105mmも評判がよい。
店頭でD90にセットされているのはたいていこのレンズだ。
AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR – ニコン – レンズ – 写真共有サイト:photohito
18-105mmなら、私が良く使う焦点距離の範囲をすべてカバーしている。
ただ、ちょっと暗いが。
総合的には、やはり35mm f/1.8Gの写りが気に入ってしまった。
ペンタックスの35mmや40mmよりも安価に手に入るのも大きい。
というわけで、すっかり心はニコンに傾いた。
このあと何日間か、店頭でD90とD5000をとっかえひっかえ試していた。
(つづく)
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