EPOMAKERのSea salt静音スイッチキーボードが良かった

キーボードの配列は個人的には英語配列がデフォルトだが、仕事のPCはJIS配列が基本なのでJIS配列のキーボードを買うことがちょくちょくある。

今回購入したのは、JIS配列テンキーレスワイヤレスのゲーミングキーボード。中国のEPOMAKERの製品で TH87 JIS という型番で、バリエーションとして「Creamy Jadeスイッチ」と「Sea saltスイッチ」の2種がある。今回は静音スイッチの後者を購入。価格はAmazonでジャスト1万円だった。

キータッチはメインで使っているRealForceよりも柔らかい底打ち感で、ストロークは普通にあるのだが音は非常に静かだ。キーの打ち方次第では、ほぼ無音のように使うことができる。だが、それでもメカニカルキーボードの「キーを押した感」が残っているのが良い。

想像以上にタッチが快適で、すっかり気に入ってしまった。思わず英語配列版も買おうかと思ってしまったが、両方並行して使うことはないだろうから、ということで思いとどまった。耐久性があると嬉しいが、これは使い続けてみなければわからない。

接続はBluetooth、2.4GHzドングル、USB-Cの3種に対応しており、スイッチで切り替えることができる。BIOS設定や、PCによってはスリープ解除もBluetoothでは行えない場合があるから、有線モードや2.4GHzモードがあるのは良い。2.4GHzの接続用のUSBドングルはキーボードの脚の部分に格納されている。

Bluetooth使用時は3台までのマルチペアリングか可能で、Fn+Q、W、Rでデバイスを選択する。また、これらのキーを長押しすることでペアリングモードになる。自分は2台のPCを1台はBluetooth、もう1台は2.4GHz(本体背面のスイッチで切り替える)で接続している。

なお、キースイッチの予備2個と交換用の治具が付属する。今どきのゲーミングキーボードはホットスワップ対応といって、キースイッチの交換が可能になっているらしい。確かにゲームに使うキーボードは特定のキーの消耗が激しい、ということはあるかもしれない。普通に使っていたら、お世話になることは無いかもしれないが。

キーのマッピングはキーボード本体のキーマップの設定で変更することができる。とりあえずCAPS LOCKと左CTRLは入れ替えた。

キーマップの編集はブラウザで動くオンラインソフトウェアで行う。ブラウザがUSBデバイスとしてのキーボードに接続し、USB経由で設定を行うことになるので、キーボードをUSB(または2.4GHz)で接続する必要がある。ソフトウェアの出来は悪くないが、これをダウンロードすることはできないので、もしメーカーがつぶれてWebサイトが無くなってしまったら、という心配は無くもない。

しかし総じてこのキーボードはタッチが良く、それ以外の機能面でも特に問題なく、非常に気に入った。20年近く使ってきたRealForceをついに別のキーボード(それも1万円の中国メーカー製)が凌駕するかもしれない、と思うとちょっと感慨深い。もちろん耐久性はこれからなので、まずはガッツリ使用してみるつもりだ。

ちなみに、このメーカーは他にも様々なデザイン、各種のスイッチを使ったキーボードを出しているが、デザインや色使いがシンプルなものを探そうとすると、意外と候補が限られる。このTH87 JPはその中では彩度低めの同系色でまとめられていて、まだマシなほうだと思うが、それでももっと無彩色寄りでも良かったのになと思う。

ちなみに、他に日本語配列のワイヤレスで割と安価なものにSmackApe Impact 80がある。これもUS配列とJIS配列の両方のラインナップがあり、キースイッチは3種、内蔵バッテリ容量で価格が3パターン(4000mAh、8000mAh、10000mAh)あるようだ。

キーボードコントローラ部分は仕様を見る限りEPOMAKERとほぼ同じもので、このあたりは大本をたどっていくと1つのOEM供給元に行きつく中国お得意のパターンなのかもしれない。

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