
最近割とよく見かけるのが、メカニカルキースイッチを2~16個程度使った小型のキーボードだ。テンキーとは違い、キーの機能は固定されておらず、カスタマイズによって文字列入力や複数キー同時押しの入力、ファンクションキーのマルチメディア機能などを各キーに割り当てることができる。よく知らないのだが、osu!やGeometry Dashなどのリズムゲームに使う目的で買う人が多い、のだそうだ。
仕事でもユーザ名など、同じ文字列を毎日入力させられるシーンがよくあるので、そういうときに便利なのではないか、と1つ購入してみた。
この種の製品は国内メーカーも含めて沢山出ているが、調べてみるとSayoDeviceというメーカーの製品が頭一つ抜けているらしい、ということで、そこの今年発売の製品の安いのを買ってみた。
条件としては20文字以上の文字列がワンキーで入力できること。キーの数自体はそんなに必要ないが、最低3つ欲しい。ノブ付き、ディスプレイ付きなどの製品もあるが、とりあえず仕事用としてはそこまで凝らなくてよい。
というわけで選んだのが5キーのこの製品。キースイッチによって値段に差があるが、Outemu Pink Switchというスイッチの製品が一番安くて2,999円だった。
カスタマイズはWebアプリケーションで行う。いまどき中国製のキーボードはみんなこの方式だね。

Assetsというところに自動入力させたいテキストを登録でき、Configurationでは各キーにAssetsの中のどれかを割り当てる、という方法で設定する。
文字列でなくキーマップから特定のキーを組み合わせた入力(CTRL+SHIFT+DELみたいに)をさせたり、Windowsの場合はファンクションキーのマルチメディア機能(音量調節など)や、ゲームパッドの入力などを割り当てることもできる。さらに、2つのキー入力の連続実行(たとえばCTRL+A⇒CTRL+Cなど)、1つのキーを一定間隔で押し続けるキーリピート機能のエミュレート、マウスボタン操作やマウスカーソル移動、などなど多彩な機能を割り当てることが可能だ。
画面をよく見るとFn0~Fn4とあるが、これを選択することでキーと機能のマッピング自体を複数設定することができる。ただし、マッピングテーブルを選択するキーも必要になるので、少なくとも1つはその目的でキーを消費することになる。もちろん、そのキー自体にも複数の機能を設定することができるので、例えば
Fn0: Switch to Fn1
Fn1: Switch to Fn0
みたいに設定しておけば、キーを押すたびにマッピングを切り替えることができる。
今どのマッピングが選択されているのか迷ってしまう、ということを避けるには、キーライトの設定をしておけばよい。
このキーライトの設定も、色の他に、押したとき点灯・押したときフェードイン・離したとき点灯・離したときフェードイン、など細かい設定が可能だ。
他にも、キーを押すたびにON/OFF状態を切り替えるとか、あるキーを押しているときは他のキーの入力を禁止するとか、なかなかマニアックな設定がいろいろあって面白い。
最初は3000円はちょっと高いかなと思っていたのだが、ずいぶんあれこれ遊べるので、なかなか気に入った。興味があるならお薦めできる。

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