写真はエレコム製のスタンド。Amazonアウトレットで2000円ちょいだったので買った。HMDのスタンドとか(充電ポートのある)ドックは、いろいろ出ているけど全般的に割高だ。
で、2か月使ったMeta Quest3だが、実はそんなにヘビーには使ってない。けど最初の「完成度高い!」という印象は今も変わってなくて、これよく作ったなと今でも思っている。
とはいえ、こういうものはソフトが無ければただの水中メガネ。Quest3にはMeta Horizon+というサブスクリプション型のサービスの3か月無料利用の権利が付いてくる。
普通に加入しても、年間9000円または月額1200円なのだが、うーん月額はちょっと高いけど、年額なら良いんじゃないかな? というくらいのお得感はある。Kindle Unlimitedなんかと同じで、このサブスクプログラムに参画しているアプリは無料で遊び放題だし、サブスク加入者向けの割引プログラムも結構ある。
もちろんフリートライアルできるタイプのアプリもあるが、一方でアプリ内サブスクに登録しないと全然遊べないものもあったり。総合的に、Meta Horizon+に入るというのは現時点、けっこうバランスが良い選択肢なんじゃないかと思う。
といいながら、一番利用頻度の高いアプリは、サブスクではなく購入した「xFIT: Powered by World of Dance」。
ま、1600円だからそんなに高くないけどね。
いやそれより、フィットネス?単なる?という声が聞こえそうではある。
普通に動画再生して、その通りに体を動かすのと、何が違うの、という・・・。
自分でも意外だったのだが、これが結構良い。
うまく言語化できないのだが、「ジムという場でトレーナーに合わせて動く」という体験がなんだか集中力を呼び覚ますのだ。
もちろんフィットネスプログラムそれ自体もまあまあ良く出来ていて、短時間(3~10分以内)で適度に疲れるのだが、でもそれだけなら動画でもいいはず・・・。
一つには、「トレーナー(ただのCG)が等身大」というのが結構効果が大きいような気がしている。トレーナの脚の位置、手の位置に、自分の脚の位置、手の位置を合わせるように動く。これが動画を見ながら体を動かすのと違うところかなと思う。
ゲームもいろいろ試したが、自分としてはVR体験という点で気に入っているのが「In Death: Unchained」。これはHorizon+に参加しているタイミングで無料でゲットした。
ゲームとしてはダンジョン型RPGみたいな感じで、武器が弓矢系というのがちょっと異色(途中で弓からボウガンにアップグレードされた)。
まだ進捗率17%くらいなのだが、これまでのところ敵の種類は、雑魚キャラのゾンビ、剣を持った兵士、テレポーテーション能力があり弓で攻撃してくる魔法使いの3種(それぞれ色や武器違いのバリエーションあり)+中ボス?のアナキンという巨人、空を飛ぶ魔女?や悪魔みたいなキャラ。キャラデザイン自体はまあ普通で、あまりインパクトは強くない。
ただ、没入感とリアルタイムの戦闘が楽しい。個人的には「おぉ、これぞバーチャルリアリティ!」という感じで、例えるなら初代PlayStationに「King’s Field」が出たときのような印象、だろうか。
このゲームは長時間プレイしても比較的酔いにくいようにデザインされている。その秘密は「移動」「回転」などの動作をあえて「不連続」にすること。このゲームでは視点の回転はスティックだが45°単位でスナップするし、移動は「移動用の矢」または「魔法の石」により一瞬で行われる。普通に思いつくような、スティックでスムーズに移動したり、向いている方向をスムーズに変更することは、一見良さそうに思うが、実際にはこれはかなりVR酔いを誘発しやすいのだ。
あと、音ゲーも単純に楽しい。
Meta Questの音ゲーでは「Beat Saver」が定番だが、自分は「Synth Riders」が気に入っている。これもHorizon+に参加しているので加入者には無料。普通に爽快感ある。
あと、同じく音ゲーの「Maestro」もなかなか面白い。指揮者になってオーケストラを指揮するゲームで、ハンドジェスチャーで操作する。まあ内容自体は普通の音ゲーと変わらないのだが。
もう一個、「Cues」は最近アーリーアクセスが出たインタラクティブアート風のアプリ。シンプルだが美しく、気に入っている。
という感じで結構楽しんでいるのだが、何しろ本体のバッテリーがすぐ無くなる。Quest3購入時に、外部バッテリーの「Kiwi K4 Boost Quest 3 Battery Headstrap Comfort」も購入したけど、こういったものはほぼマストと考えた方が良い。逆に、それ以外に必須の買い物ってあまりない。ソフト購入に費やす方が吉。
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