とても面白いビデオを見た。最近2万円以下で販売されている中国製電子ピアノの話。
中身はGM相当の音色を備えたMIDI音源SoCに、スプリング式の鍵盤を組み合わせたものだそうだ。
中国ではこういったデジタル物は独自に開発するというより、既成のパーツを組み合わせて作る。
ショップブランドのパソコンみたいなもので、ちょっとした味付けはあるけれど基本的にどこのものも中身は同じ。
で、その中身、心臓部分はフランスのdream社のチップなのだそうだ。
詳しくは上のビデオを見てほしい。
実はこの同じチップを使った音源を私も1台持っている。
MIDITech Pianobox miniというもので、MIDI音源なのだがUSBホスト機能があって、これにUSB接続タイプのMIDIキーボードをつなぐと、PC無しで演奏ができるというものだ。
キーボードはUSBでPCに接続するものなら何でもOKで、例えばArturiaのKeystepなんかが使える。
面白そうかなと思って買ってみて、全然使わずにどこか部屋の隅に埋もれている。
ただ、音自体はRolandともYamahaとも違う個性のある音(ただし、あくまでGM音源として、だ)と記憶している。まあ、使い道には困るものではあるけれど。
ちなみにこのビデオを作られたFrieve-A氏は、ずっと以前にこのブログで紹介したFrieve Audioの作者さんだった。
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