獣の奏者

GWといっても、独り静かに集中できる日は一日しかなかった。
その一日をかけて、「獣の奏者」上下巻を読んだ。

実は少し前に買ってあったのだけれど、一気読みしたいので機会を待っていたのだ。

ジャンルは、いわゆるファンタジー。
異世界の物語だ。

「闘蛇」「王獣」は、この物語の世界に棲む獣だが、人に飼い慣らされて、
兵器としても重要な役割を持っている。

その二種類の獣に深く関わってしまった少女、エリンが本作の主人公だ。

ストーリーを書いてしまうと読む楽しみがなくなってしまうのでやめておくが、
たとえば小野不由美の「十二国記」シリーズが好きな人は絶対に気に入ると思う。

なお、間違っても「上巻だけ」などという買い方はしないように。
上巻の最後でストップさせられるなんて耐えられないと思われる。
私のように、時間をとって一気読みするのがおすすめだ。


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