4Kフォトの機能も試しに使ってみた。
仕組みとしては4K30Pの動画を撮影して、フレームを静止画として切り出すだけだが、カメラの連写機能の一つとして選択・操作できるようにしたところがミソだ。

ドライブモードを4Kにすると、シャッターボタンを押している間だけ、音声無しの4K動画が撮影される。
動画は普通のMP4ファイルとして生成され、再生もムービープレーヤーで行える。
静止画の切り出し機能はカメラ本体にもあるが、たぶんPCのソフトで切り出しても同じだろう。
付属のソフトもあるが、上に掲載したのは普段使っているメディアプレーヤーのMPC-HCで切り出した画像だ。
標準では4Kフォトの解像度は3328×2496ピクセルだが、設定で以下のどれかを選択できる。
・4:3 → 3328×2496
・3:2 → 3504×2336
・16:9 → 3840×2160
・1:1 → 2880×2880
いわゆる4K動画というのは16:9なのだが、それよりも縦が長い動画が撮影できることになる。
切り出した画像は、ビデオっぽい彩度の浅い色調に思われるものの、解像度は高い。
以下は冒頭の画像の等倍切抜きだ。

望遠端でここまで写るとは想像していなかったので、ちょっと驚いた。
RAWファイルは得られないのでRAW現像は捨てなければならないし、電子シャッターしか使えないので暗所での撮影や流し撮りには向かないが、日中屋外でのスポーツや動物の撮影には使えそうに思う。
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