Behringer RD8のアップデート方法

Behringer RD8の新しいファームウェアが発表された
これまで RD 8にはMIDIでの同期 などでいくつか問題が指摘されていたが、今回のファームウェアで全て修正されたとのことだ。

新しいファームウェアのインストールだが、ちょっと手順が厄介だ。

アップデートそのものはBehringerのSynthToolで行う。
以前書いたように、 RD8はアップデートする際に、 USB ジャックの隣の小さい穴から内部のスイッチを押した状態で電源ボタンを入れる必要がある。

これによって RD 8はアップデートモードになるのだが、今回はそのアップデートモードのためのドライバも必要になる。

そのドライバは Zadigドライバというもので、以下のURLからダウンロードできる。
https://zadig.akeo.ie/

このドライバは RD 8専用ではないので、インストール方法が特殊だ。

インストーラを起動したらまずoptions メニューから 「List All Devices」を選ぶ。
するとデバイス一覧が出てくるので、この中から 「STM32 BOOTLOADER」を選ぶ。
この状態で「Replace Driver」ボタンを押すと、インストールが始まる。インストールには数分かかる。

ちなみにこのSTM32とは、STマイクロ社のマイコンだ。RD8はこのマイコンがメインCPUなのだろう。

次にRD8を通常モードで電源ONしてから、SynthToolを起動する。

SynthToolが正しくRD8を認識すれば、自動でUpdateタブに飛ぶはずである。

Updateボタンを押すと、SynthToolはRD8のアップデートモード待ちになるので、SynthToolは起動したままの状態で、ゼムクリップを伸ばしたものなどでRD8のUSBジャックの横の穴の奥のプッシュスイッチを押しながら、再度RD8を電源ONする。

アップデートモードが認識されれば、自動でアップデートが始まるはずだ。

無事完了すれば以下のようなウインドウがでて終了。

以上の手順は、以下を参考にした。
Behringer RD-8 Firmware Update | Sweetwater

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