AppleがiPodの新型、iTMSでの映画ダウンロード販売、iTV発売予定を発表。
iPodは、まあどれも従来の延長として無難な線かな…。
shuffleも小さくなって、進化形としては妥当だと思う。
でも極論すれば、小さくなっただけ。
個人的には、今のshuffleから買い換える気はない。
映画のダウンロードは事前に各所で予測されていたとおり。
ただ、値段がちょっと高いなあ。
映画の価格$10〜$15は、DVDと比べて微妙に高い。
ネットの配信といえば、たとえばOCNシアターの月額基本料980円+ビデオ一本420円以下。
こういう値付けと比べても、あまり価格競争力は感じない。
米国ではスーパーでヒット作DVDが$10未満で売られているという。
そういう状況下でこの値付けはどうかと思う。
音楽の場合には、シングルCDという文化がない米国において、iTMSで一曲単位で購入できるということには価値があったらしい。
でも映画については、そういう差別化要因がない。
映画の販売元も、今のところディズニーしかいないようだ。
iTVは興味深いが、$299という予価はどうか。
日本では一般に売られているメディアプレーヤは1万円からある。
(たとえばこれとか。)
もちろん、iPodのときだって激安mp3プレーヤは既にあったのだから、価格比較がすべてではないけれど。
でも日本ではテレビ録画ができるかどうかは重要な要因だろう。
そういう意味では、たとえば東芝の400GBのレコーダRD-H2は29800円だ。
と考えてくると、iTVにはiPod shuffleやnanoみたいな価格競争力はなさそう。
従って価格以上のvalueを提供できなければならない。
しかし、それは今日の発表では見えていなかったような気がする。
…そんなワケで、Appleの新製品は今回はスルー。
代わりに、やっぱりヘッドホンを買おうかなあ。
馬鹿売れしているというソニーのこの製品が気になる。
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