MVPenを購入−さっそく使ってみた(1)

先日購入したMVPenが届いた。

とりあえずiPod shuffleと一緒に記念撮影。
ペンは普通の重さ、太さ。違和感ゼロ。
センサー部分も、とても小さい。

MVPenは、
・PCとUSBで接続した状態でそのまま使う
・持ち出して紙に書きながらそれをセンサー部に保存し、あとからPCで読み出す
という二つの使い方ができる。

とりあえず素性を調べるために、マウスの代わりとして使ってみた。

追随性は非常に良く、遅れはほとんど感じられない。

解像度は、箱には100dpiと書かれている。
が、実際にはマウスモードの場合、付属のソフトで解像度を設定可能だ。

試してみたところ、1280ピクセルの画面の端から端まで移動するのに
・最低解像度:約20cm(160dpi相当)
・最高解像度:約10cm(320dpi相当)
となった。

ちなみに、入力用エリアはセンサから7.5cmほどはなれたところが上限になる。
お絵かき用の入力デバイスとして使うのであれば、その点は考慮が必要。
たとえば、最低解像度で使う場合、入力領域として20×15cm、センサまでの
距離を確保するためには最低20×22.5cmのスペースが必要になる。

入力精度については、私はタブレットを持っていないので比較できない。
が、MVPenの仕組みから推定すると、おそらくタブレットには劣るのではないかと思う。

MVPenはセンサ部分からペンの位置を測定している。
ということは、ペンの位置を「角度と距離」で測定しているはずだ。
したがって、センサ部分が少しでも動いたり回転したりすると、そこから大きな誤差が生じる。

一方、タブレットの場合は入力領域上の「X−Y座標値」で測定しているはず。
おそらく、MVPenよりも誤差が生じにくいだろう。

実際に使ってみた感じでは、ピクセル単位の細かい入力にこだわるのでなければ、
実用上は問題ないように思う。
むしろ、この仕組みでこれだけきちんと測定できている、ということに驚いた。

というわけで、明日に続く。

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