Powershot S90インプレッション

Powershot S90を買ってはや2週間あまり。
暑さ負けしてブログも更新していなかったが、ここらで使用感をちょっと書いておこう。

大きさ、軽さについては満足。
もう少し薄くなれば携帯性は増すが、光学系にしわ寄せが行って画質が落ちるだろう。

その画質だが、解像感は高い。これはかなり満足。
歪みは画像処理で補正しているそうだが、個人的にはそれは大いにアリだと思う。

発色については、オートでもまず問題ない。
Ken Rockwell氏を真似て、Pモードでは

「VIVID、-1/3補正、カラー補正A3」

にしてみたが、色が濃厚すぎて私の好みとはちょっと違った。
ただ、露出補正は若干マイナス気味にしたほうが良さそうだ。

全体的な傾向としては、ノイズリダクションもそれなりにかかっているし、
発色もナチュラルというより塗り絵っぽくなることも多い。
葉っぱなんかものすごく絵の具っぽい緑になることがある。

だが、これらはコンデジではどの機種でも多かれ少なかれあることだし、
S90は結構細かくカスタマイズでき、そのうえRAW撮影という最後の手段もある。
むしろ基本的な光学性能をの高さを評価するべきだろう。

後継機としてS95の噂もあるが、まず間違いなくCMOSセンサ機になるだろう。
CCDセンサとしてはS90は最後の機種になるかもしれない。
CMOSセンサの、あの低感度でのノイズが気になるなら、在庫僅少のS90を買っておくべきかも。

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