
Abletonのグルーブボックス「Move」を買ってみた。Moveは2024年に発売された、4トラックのシーケンスが作れるグルーブボックスで、作ったものを簡単にAbleton Liveに読み込んで連携できるのが売り。スケッチブックのように使える、という触れ込みで、バッテリー駆動、内蔵スピーカー/マイク、WiFi、USBホスト機能などを持っている。
価格は69,800円で売っているところが多いが、今回入手したものは新品同様の中古で、55,550円だった。
グルーブボックスはこれまでもいくつか購入している。一番最近だと2年半前に買ったKORGのelectribe2。まあ発売されたのは10年前だけど。

あとは、10年くらい前にNovation Circuitも買っていたが、最近は全然使っていない。

Moveが登場したとき、評判は正直、それほどでもなかったと記憶している。どちらかというと、「何故今さら?」みたいな反応だったかな。グルーブボックスの市場はそれほど大きくないし、Abletonは以前からスマホ/タブレット用にNoteというアプリを出していて、Moveはそのハードウェア版のように見えた。それにしては、ミドルクラスのスマホ並みの価格は、かなり高価だ。
だが実際に使ってみた感想としては、かなり気に入った。気に入ったのは地味な機能で、たとえば
・新しいシーケンスセットを作成したときに、自動でランダムに選ばれた4つの音色(ドラム、ベース、コード、メロディ)が割り当てられる
・録音ボタンを押していなくても直前の演奏をシーケンスに取り込める「キャプチャ」機能
みたいな、ワークフローをできるだけ中断させないような工夫が随所に行われている。
音作りは簡略化されていて、プリセットから選ぶ+あらかじめ決まったパラメータをいじる、みたいな感じだ。プリセットの数は十分に多い。さらに、Webブラウザを使った管理ツールでサンプルを追加することはできるようだし、保障されないがプラグイン的にシンセを追加するツールも開発されているようだ。

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