USBマイクロスコープを修理

2年ほど前に買った、USBマイクロスコープ

小豆大の領域を接写拡大できるUSBカメラだが、実は購入してからほどなくして故障していた。

症状としては、USBデバイスとしての認識がうまくいかない、というもの。

USBケーブルが細いので、断線したのかなと思いつつ、放置していたのを、
ふと思い出して、修理してみた。

ケースを開けて中身を取り出してみた全体像がこれ。

board0.jpg

カメラ部分の基板は本体基板と垂直にT字型に取り付けられている。

その接合部分は端子になっていて、なんとハンダ付けで留められている。
強度的には心配な感じだが、触ってみた限りでは、ぐらつきは無い。

問題のUSBケーブルだが、基板への取り付け部分はいかにも怪しい。
当然、コネクタなどというものは使っていない。

board1.jpg

ホットボンド状のものをはがしてみると、ひどいハンダ付けだ。
素人工作のレベル、いやそれ以下かも。

board2.jpg

緑の線は、本来ホールに挿し込むべき芯が、いいかげんに横付けされている。
さすが中華クオリティ。やり直せよ…

裏面を見ると、左端の端子も、かなり怪しい。
俗に言う、テンプラハンダっぽい。
案の定、引っ張ったら抜けてしまった。

borad3.jpg

修理といっても、線を付け直せば済みそう、ということで久し振りにハンダごてを引っ張り出した。

中央は基板を保持するための台座。
拡大レンズもついていて、こういう修理には便利だ。

repair.jpg

USBの4本の線をハンダ付けし直したら、問題なく動作するようになった。

ちなみに、このカメラでiPod Touchの画面を撮影してみるとこんな感じになる。

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