
ゼンハイザーのヘッドセット、MM 60 for iPhoneを買ってみた。
このところヘッドホンはあまり使っていなかったのだが、LXU-OT2のテストで久しぶりにATH-A7Xを使っていたら、ヘッドホンの着け心地が気になってきた。
ATH-A7Xは密閉型でそれなりに音は良いのだが、側圧もあるので長く着用していると疲れる。
もう少し気楽に使えるヘッドホン、ということで自宅専用でオープンエアタイプを探してみた。
条件はそれなりの音質で、低音が出ること。
すると、KOSSのPortaProとSenheiserのPX-100 IIが良さそうと分かった。
PortaProは古く(1984年)からある製品で、レトロな外見、パワーある低音と元気のよい鳴り方が特徴。
同様の鳴り方をする製品で、ネック式にもできるSportaPro、耳掛けタイプでより安価なKSC75などがある。
PX-100 IIも低音は出るが、PortaProよりは中庸の鳴り方。
密閉型のPX-200もある。
店頭で見て、デザインや装着感でPX-100 IIが良さそうとの結論になった。
ただ、値段は5,000〜7,000円程度とそこそこ高価。
しばらく調べていたら、1つ前のモデルのPX-100なら安く入手できそうということが分かった。
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そしてさらに調べていくと、PX-100をベースにiPhone用のリモコン(再生/一時停止)&マイクを追加したヘッドセットMM60ipが、輸入代理店のJADEからAmazonマーケットプレイスで3,500円ほどで入手できるのを発見。
(もう在庫は無くなったようだ。)
MM60のiPhone対応の部分はヘッドホンと分離できるので、他のヘッドホンでも利用できる。
また、Macbook Airでもヘッドセットとして利用できる。
ということで割と機能面でもお買い得な感じがしたので、MM60を買った。
このヘッドホンは、主に自宅で、Macbook Airで音楽を聴くときに使うことになると思う。
Macbookで使用する場合、リモコン操作は、iTunesのコントローラとして動作するようで、Audirvana Freeなど他のプレーヤーを使っていても、ボタンはiTunesの再生/停止コマンドになる。
このあたりは、キーボードの再生/停止ボタンとは動作が異なるようだ。
しばらく聴いてみた感じ、低音は思った通りちゃんと出てくるし、高音はやや抑えめだが滑らかで、ボーカルも楽器も心地よく聴ける。
PX100なら最安2,000円で買えるのは、音質面で考えてもかなりお買い得だと思われる。
デザイン的にも、シルバー&ブラックなのでMacbook Airと組み合わせた感じはなかなか良く、かつ音質も良いのでお勧めだ。
現行品ではオープンエアはPX100-II i、密閉型ならPX200-II i、ワイヤレスのオープンエアはMM100、ワイヤレスの密閉型はMM400がある。
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